朝早く起きることの習慣。
高校生の時、本意ではないがヨガ教室に宿泊したことがある。
まぁ,本当はヨガをやりたいために行ったわけではないので、その話は別として、その教室では短く眠れる方法(短眠法)についても教えていた。その時に,短眠法を習得した40歳位のサラリーマンの立派な風体の人が言ってたことが印象に残った。いくら短眠法を学んでも、起きている時間を有効に使わなければ意味がない。
ピーターの法則と言うものがある。人はリソースが余れば、そのリソースがいっぱいになるまで,下らないことをする。例えばパソコンのハードディスクの容量が増えれば,そのハードディスクが満杯になるまで,くだらない動画をどんどんダウンロードする。仕事が効率化して余暇の時間が増えれば、その貴重な余暇の時間を無駄に過ごしてしまう。
生徒さんを指導すると思うこと、勉強効率よくやる、生活を効率よく過ごす,その余った貴重な時間を、建設的なことに費やすのではなる,悩むことに費やしているのではないかと痛感している。
「人生不可解になり。」と自殺した東大生が明治時代に話題になった。華厳の滝で投身自殺、世の中が人生の問題が解けないので,悩む。人生の問題を解くこと自体難しく,というかほとんどできないのが現実である。
私は過去見た「セブンイヤーズチベット」という映画の中野あるセリフで,人生が一瞬にして考え方が変わったことがある。その映画はブラッドピット主演の映画。
「人生には2つの問題がある。解決できる問題とは、解決できない問題。解決できる問題は、解決できるから悩まない。解決できない問題は解決できないから悩まない。」
現在,インターネットが普及したり、コンピュータ技術が発達して、どんどん生活が効率化している。その余った時間を使って,解決できない問題を解決しないようにして欲しい。そのためには,問題を解決できる問題と解決できない問題に分類することである。
そんな簡単なことで,劇的に人生は変わってしまうと思う。