大学入試・英語の学習に役立つ記憶術:宮口公寿

自営業だった父親の仕事が突然傾き、大学進学をほぼ諦めかけていました。 「東京大学という最難関の大学」へ志望校を変更しました。どうせ実現不可能と思っていましたが、学費がほとんどかからないという大学という選択肢しかありませんでした。 周囲の人たちは、私を見て笑っていました。 偏差値41の人間が東大に合格するはずがないと。 普通の勉強法をやっていては絶対に合格しないと思い、ありとあらゆる勉強法を探しました。 そこで出会ったのが、記憶術でした。 そして、私は、記憶術を縦横無尽に活用して、見事東京大学へ

シミュレーション!シミュレーション!シミュレーション!

今回で3回目です。

 

頭の中でこれからのアクションを考えたら、すぐにそれをやらないで、実行した結果についてシミュレーションして下さい。

 

勉強の成績を上げるために,毎日16時間勉強する。そんな壮大な計画だったらどうでしょうか?最初の数日は実行出来るとしても、それを継続するのは困難でしょう。

 

しかし、目の前の不安を取り払うために、そんな不可能なことまで,やろうとしてしまうものです。人間は、不安に翻弄される動物です。論理的思考よりも、感情の方が優先されます。わかっていても、してしまう。

 

私は、意外と感情に流されないタイプです。高校生の頃、周囲が格好つけて,タバコを吸い始めました。喫煙者は,クラスの中でのほんの少数でしたが、私は喫煙した後のことを,頭の中でシュミレーションして・健康に悪い・毎日,タバコ代が意外とかかる・いやな匂いがする・寝たばこなどで,火事になりやすいという様々なデメリットをすぐに思いつきました。

 

しかし、そんな論理的に考える私でも、日常の生活で衝動が混ざってしまうことがあります。

 

食欲です。

 

太ると分かっているんだけど、どうしても食べてしまう。今は、ダイエットしたおかげで太っていませんが、たくさん食べる食生活を何十年もしていました。


私のような体格の良い人間は、昨日たくさん食べても、朝になるとお腹が空きます。痩せてる方にとっては、考えられないと思います。昼にバイキングにいっても、夜なると必ずお腹が空きます。

 

食べ続けて、体重を増やして、病気になったら,食べられなくなる。頭の中で、自分にシミレーションした結果、今の食生活は一変しました。

 

朝は、健康に良いものを食べます。昼は、カロリーを消費から安心なので,意外としっかりと食べます。夜は、最小限のカロリーで,野菜などを中心に食べる。夜はいつも空腹です。太っていた頃の私から考えると,想像もつかない食生活です。
非常に体調が良いし,体重も落ちてきて,維持しています。

 

現状を改善するアクションを計画したら、それを実行したら

・どういうメリットがあるか

・どういうデメリットが生じるか?

 

頭の中でしっかりとシミュレーションして、その方策が最も実行しやすく、最も継続しやすいものに,修正していきます。完璧を目指してはいけません。


・問題を分解する・5回なぜと自分に問いを発する

・アクションに対する結果を頭の中でシュミレーションするという3点を話しました。
ずっと考えていて、アクションに取り掛かれなかったら,最もまずいことなので、見切り発車することも大事です。
・考えないで,アクションするのはだめ。

・考えすぎて,アクションできないのもだめ。中庸がベストです。

ほんの少し考えて、アクションしてみる。出た結果について自分自身でシミレーションし、最適化する。そんなループを回してください。

 

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しかし、どうしても感じがつかめない方のために,期間限定で無料個別サポートを若干名行いたいと思います。詳細は,後日, 発表します。皆さんと触れ合って、皆さんがどんなことで困ってるか話してみたい、私の最大の欲望です。